多数の人のボーナスを削って一部の人がボーナスUP ー こんな「成績率」を皆さんはどう思いますか? ー
6月には、独法化されてから初めての「5段階評価」によるボーナスが支給されます。
これまでも、職員を上位、中位、下位に分けて支給額に差をつける「成績率」が導入されてきました。
法人本部は「成績率」をさらに強化するために最上位、最下位の区分を追加して5段階にするとしています。
しかし段階ごとの配分や基準を明らかにしていません。
これでは自分がどのように評価されたのか、なぜそのようになったのか、わかりません。
これが果たして公正な評価と言えるでしょうか?
しかし法人本部は、成績率を強化すれば「職員の能力や職責、勤務実態を適切に処遇し、職員が前向きに業務に取り組める」と述べています。
このような不透明な仕組みでボーナスの差が開けば、不公平感が高まり、職員のモチベーションは低下するのではないでしょうか。
記録的な物価高のもと民間企業は、軒並み賃上げを実施しています。
法人本部はすべての職員に平等にボーナスを引き上げ、コロナ禍での頑張りに応じるべきです。
皆さんは「成績率」の強化に賛成ですか? 組合が交渉する基礎データになるため、アンケートにぜひご協力ください。
1 期20号
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