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都立病院労組ニュース

ボーナス ありえない昨年下回る4.45月の回答

4割の職員を切り捨てる回答はチームワークを破壊する


都立病院労組は21日、法人本部でボーナス交渉を行いました。

冒頭、三母執行委員長がボーナス・賃上げ・人員不足解消を求める皆さんの思いのこもった3,773筆の署名を秋谷次長に手渡しました。

次いで職場から3人の仲間が発言しました。

「物価高が続くなか、ボーナスも上がらない現状では仕事を続ける意欲が低下してしまいます。ボーナスの引上げを強く要求します」、「外来看護師、看護補助者・薬剤師などの病院職員が定着して働き続けられる時給とボーナスの引上げを」、「給与を理由に他産業や、美容系病院への転職を希望する声が高まっており、看護師の人材流出が懸念されています。都立病院の処遇改善は喫緊の課題です」

いずれも現場の切実な訴えでした。

それに対する回答は、私たちの4.65月以上の要求に対して、昨年の支給水準を下回る4.45月でした。

昨年は、交渉で0.1月分上乗せを勝ち取り実質年間4.55月でした。

本部は今年度より6割の職員に加算がつく制度にしたので昨年同様の支給月数にすると言います。

しかし加算は全ての職員につくわけではありません。

4割の職員は加算がつかないので昨年より減額になります。

また4割の職員を切り捨てるような回答は、現場のチームワークを破壊し都立病院が提供する医療の質にも影響を与えるでしょう。

懸命に働いてきたのに4割の職員が昨年より減額になる回答で妥結するわけにはいきません。

法人本部には強く再考を求めます。

看護の日集会 健康で働き続けられる職場を運動の力で

5月16日のナイチンゲールの誕生日にあわせ、看護の日集会が行われました。

参加者は23組合149人でした。

集会では現在の労働条件は先輩看護師たちの運動の結果実現されたことが紹介されました。

例えば結婚・通勤の自由です。61年に国民皆保険制度となり病院が整備されましたが、当時看護師は全寮制で結婚イコール退職でした。

それを変えたのが組合です。

結婚・通勤の自由を掲げ運動し実現させたのです。

7対1看護基準もナースウェーブをはじめとする全国運動が実現させました。

数々の改善を実現したのは運動です。

2期28号
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