ボーナス年間最大係長級24万 主任以下12万の差

チームで働く職場でこの差は合理的で納得できる?
今年のボーナスは昨年と同月数2.225月で支給されています。
6割の人には成績率による加算が付き、4割の人には加算が付いていません(下表参照)。
昨年に比べ支給額が変わった人は成績率の評価が変わった可能性があります。
加算の有無は、明細の支給額の下の欄に加算額の欄があります。
そこに金額が記入されていれば加算あり、何も記入がなければ加算なしです。
加算ではなく減額されている場合は下位、最下位です。
下位は本来の支給額の95%、最下位は90%の支給になります。
法人本部は、4割が標準で加算なし、過半数の6割には成果に応じて加算を付ける「病院現場により即した制度」と言います。そうでしょうか?
給料に関する満足度は、金額よりも他人と比べて高いか低いかに左右されます。
そのため加算が付かなかった4割は、標準として納得できるわけがなく、低評価と不満を感じるのは当然です。
何をもって成果とするのかに合意がないことも問題です。
そのため昨年は、加算が付いた人も含めて50%が評価に納得できないと回答しました。
ボーナスをより良い制度にするために、今年もWebでアンケートを行います。
ご協力ください。
ボーナス成績率アンケートの回答方法 所要時間1分です
設問は全部で10問。加算額を見た時、上司から評価を知らされた時の正直な気持ちを回答してください。入力は約1分です。
成績率アンケートはコチラ
地位の低い人ほどフィブリノーゲンが増加する理由
フィブリノーゲンは人間関係が良好な人ほど低いという研究があります。
一方で組織のなかで地位の低い人ほどフィブリノーゲンが上昇する傾向があるそうです。
進化の過程では、ストレスとは身体への脅威だったので、血を固まりやすくして外傷に備えたわけです。
このような社会的状況に応じたフィブリノーゲンの変化は健康への影響がありそうです。
イギリスの公務員の健康状態を25年にわたって調査した研究では、地位の低い人はトップに比べて死亡率が4倍になりました。
トップほど責任が重くストレスが強いというのは俗論でしかありません。
3期34号
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