ボーナス・賃上げ・人員不足解消を求める署名運動
ボーナス4.55月以上を獲得し職員全員が幸せになれる制度へ
4月30日、賃上げとボーナス増の要求書を法人本部に提出しました。
要求は、6%の賃上げと、年間4.55月以上のボーナス、就職8年目以降も昇給を求める3点です。
物価が高騰しているので、4.55月以上獲得しなければ、実質はマイナスです。
全員署名で私たちの意思を示しましょう。
今年のボーナスから機構独自の成果主義が導入されます。
全員から一定額を徴収し、それを原資に上位者に支給する都の制度から、6割の職員に加算する制度に変わります。
加算されない4割の職員は交渉で妥結した月数が支給されます。
一方的に拠出分を削られ、中位評価者も妥結月数を支給されない都の制度よりいいと言うのが法人本部の理屈です。
加算される6割の職員は表のように3段階に分かれます。
4割は加算がなく、私たちは4段階に序列化され評価されるわけです。
この場合、加算がない4割の職員は、標準・中位ではなく最下位に評価されたと受け取り、心身に苦痛を与えパフォーマンスを低下させます。
これは科学的にも証明されていて、「うつ状態悪化の長期的な先行指標になるのは、所得の絶対的な水準よりも社会的な序列だった。」1)のです。
序列化は評価された職員にも、いつ評価されない4割になるかもしれないというストレスを与えパフォーマンスを低下させます。
成果主義は誰も幸せにしません。
職員に分断とストレスをもたらしパフォーマンスに悪影響を与えます。
4.55月以上を勝ち取り、ボーナス制度の改善を求めていきましょう。
1) リチャード・ウイルキンソン ケイト・ピケット 川島睦保訳 格差は心を壊す 比較という呪縛 東洋経済新報社
目標管理が誘発する管理職によるパワハラ
5月は、各職場で今年度の目標を決める時期です。
データに基づき、話し合いで妥当な目標が設定されれば問題はありません。
しかし経営改善の掛け声のもと、あまりにも競争的な雰囲気が院内に蔓延すると、一部の管理職が目標達成のために、部下を威圧する行動を指導力と混同するケースがでてきます。
このような管理職は、虚言、ごまかし、欺瞞、自己中心、冷酷無情といった性格障害的特徴を持ち、周囲に壊滅的なダメージを与えます。
このような管理職に遭遇したら。
暴言など証拠を確保し組合に相談ください。
2期26号
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