4.85月以上のボーナスを!労働者に赤字の責任はない

黙って仕事に耐えるだけじゃ生活が苦しくなるだけ
病院の61%が経常利益が赤字。
赤字は都立病院だけの問題ではありませんでした。
3月10日に公表された日本病院会等、病院経営に
係る6団体の調査結果です。
医業利益(医業収益から医業費用を差し引いたもの)では69%の病院が赤字です。
かかった医療費用を回収できないというのは、制度として持続可能性がないという事です。
つまり赤字は制度の問題であり、労働者には何の責任
もないという事です。
コメは備蓄米が放出されても13週連続で値上がりです。
2月の消費者物価指数は4.3%の上昇で、4月7日に発表された実質賃金は2か月連続でマイナスです。
黙ってきつい仕事に耐えているだけでは、だんだん生活が苦しくなっていくだけです。
ですから私たちは、物価上昇を超える賃上げと4.85月以上の
ボーナスを要求するのです。
6団体は「このままではある日突然病院がなくなります」と経営危機を訴えましたが、その前に物価高を前に賃上げがなければ「このままではある日突然病院で働く人がいなくなります」となるでしょう。
国の低医療費政策を転換させ、医業利益が黒字になるよう改革が必要です。
しかし政府は現役世代の負担軽減を訴え、さらに医療費を4兆円も削減することを維新と合意しました。
このような政策が支持を集めてしまうのは、国民負担率(所得に占める税金と社会保障費の割合)が50.9%にも達しているからです。
4兆円も削減されれば、不採算部門である、小児科、産科が真っ先に閉鎖され、現役世代を直撃するでしょう。
そして賃上げ・人員増への道をふさがれる私たちも現役世代です。
超過勤務申請しにくい、できない時は組合に連絡を
異動して1週間という人も多いのでは。
慣れない仕事や環境で毎日大変なことと思います。
慣れない仕事だと、どうしても時間がかかってしまいます。
時間外になった時、超過勤務申請できていますか?「慣れてないからまだいいです」、「自己研鑽」なんて言わせる雰囲気はありませんか?
慣れていても、いなくても定時を過ぎたら超過勤務です。
「自己研鑽です」という人には、「慣れない職場で疲れをためないように」と退庁を促すのが常識です。
非常識な職場ではありませんか?
超過勤務申請しにくい、できない場合は組合に連絡してください
3期22号4月8日
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