10年間の昇給の保証、資格手当など協議事項を確認
労働組合に加入して、労働条件の改善を実現しよう!
6月21日、病院支部は衛生局支部とともに病院経営本部と、10年間都制度での昇給を保証する経過措置や、独法後も労使で引き続き協議する事項(資格手当や人事考課制度、定年引上げ、夜間タクシー代など)を確認した覚書を結びました。
10年間の昇給の保証は、「都職員引継規定」に明文化され、覚書では「誠意をもって確認事項の実現に努める」と確認されました。
新法人での労働条件として示された人事考課制度は、より成果主義の度合いが強くなっています。
成果主義には、評価が難しい、チームワークが悪くなるなど問題点が従来から指摘されています。
チームワークが基本である病院職場で、成果主義がはたして機能するのか十分な検証が必要です。
また資格手当については設立時からスタートするのは看護師だけでコメディカルについては、今後制度の委細をこれから決めていくことになります。
看護師の看護職員等処遇改善事業(地域でコロナ医療など一定の役割を担う病院に勤務する看護職員の賃金を引き上げる制度)も、諸物価が高騰している現在、非常に重要な検討事項になります。
これらの引き続き協議していく事項で、労働条件を改善していくためには、強い労働組合の力が必要です。
まだ組合に入っていない方は、これを機会にぜひ労働組合に加入しましょう。
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