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都立病院労組ニュース

物価高騰するなか賃上げ要求 3万円以上が64%

病院が赤字だからこそ私たちは賃上げを要求する


あけましておめでとうございます。

見出しは、昨年、皆さんにご協力いただいた「2025年働くみんなの要求・職場アンケート」の結果です。

全体で964人の方から回答がありました。ありがとうございます。

生活実感は、「かなり苦しい」、「やや苦しい」が51%でした。

それに対して「ややゆとりがある」、「かなりゆとりがある」は1%でした。

毎月の生活費は90%が不足していると回答し、不足額は5万円が最多でした。

賃上げについては、95%が25年度は賃上げが必要だと回答し、64%が3万円以上の賃上げが必要と回答しました。

一方で、私たち医療労働者を巡る環境は厳しさを増しています。

国の低医療費政策のため、都立病院だけでなく、全国で病院が赤字経営になっています。

昨年11月には病院経営者の団体が「緊急の財政支援が必要です。

一刻も早く、特例的な救済措置」を求めて国に要望を出しました。

多くの病院が、賃上げは厳しい状況です。

24年度の都立病院機構の赤字は、23年度の183億円を大きく超えるでしょう。

だからこそ私たちは、賃上げを要求し、日本中の病院が赤字になるような政策はおかしいと声をあげていかなければなりません。

「医療費の抑制」が地域医療を支える病院の経営を脅かし、医療労働者の労働条件を悪化させているのです。

病院が、私たちの賃上げをできるような経営環境を、国は整備するべきです。

全国の医療労働者と協同で低医療費政策を転換させ賃上げを実現させましょう。

各支部長から新年メッセージ

あけましておめでとうございます。巳年は「復活と再生」を意味するそうです。若い組合員が、職場環境の問題を自分事としてとらえて組合活動ができる年にしていけたらと希望を持ち活動していきます。ともに頑張りましょう。
【荏原病院支部長 南田昌枝】

新年あけましておめでとうございます。
労働組合は皆さんの生活を守るため粘り強く活動を続け、声を上げていくことが必要です。様々な困難を乗り越えている皆様の努力が巳(実)を結び、沢山の福が訪れる一年になりますように松沢病院支部はfor youの精神で頑張っていきたいと思います。
【松沢病院支部長 冨樫 健】

3期10号1月7日
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