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夏ボーナス昨年同様2.225月の1次回答 物価高なのに昨年同様は切り下げと同じ

機構は現場の頑張りに応える再回答を

20日、夏のボーナスの第2回目の団体交渉が行われました。

私たちの要求は、1.夏2.425月以上のボーナス、2.成績率の加算額を圧縮し、それを原資に全体の支給月数の引上げ、3.病院職員のボーナスを算定基礎額の20%に引き上げるの3点です。

交渉には現場から26人が駆け付け、9人が発言しました。

「中3、中1の子どもを育てている。塾代、食費、光熱費、学費、毎月の家計負担がキツイ。足りない生活費をボーナスを切り崩して補填している。

子どもの希望をなるべくかなえてあげたい。

給料は子どもの可能性を保障するもの。

安心して仕事ができるようにしてほしい」(松沢)「未来への投資としてボーナスが上がればモチベーションも上がる」(広尾)

成績率については、「納得感のない加算をなくして納得感のある制度に。

加算が付くとモチベーションが上がるというなら、全員に加算をつけるべき」(松沢)

病院職員のボーナスについては、「10%は少なすぎる。オムツ交換で始まり、オムツ交換で終わる勤務。

身体がきつくて給料が安い。

3月にベテランの補助者が辞めたがその後誰も来てくれない」(大塚)、「20年病院職員として働いている。

時給がほとんど上がっていない、外来は病棟よりも時給が低い」(荏原)

続いて1次回答が示されました。内容は月数も成績率も昨年同様というものです。

物価高騰のなか昨年同様では、実質ボーナス減です。このような回答を受け入れるわけにはいきません。

最後に五十嵐副委員長が回答を再考するように求め交渉を終了しました。

成績率を悪用 評価をちらつかせて批判を封じこめる管理職

仕事の進め方について上司に意見を言ったところ、「取り組み姿勢について問題があるという事でいいのね」と脅かすようなことを言われたという相談が来ました。

最初は何を言われているのかわからなかったが、自己申告の評価項目のことだと気が付いて怖くなったという事です。

相談は、この管理職が、目標管理やボーナス成績率を職場支配の手段にしていることを意味します。

最大で年間リーダー級で24万、主任級以下で12万ものボーナスの差が出る現行制度は、管理職が容易に職場を支配する手段になります。

ものを言えない職場は、モチベーションも生産性も向上させることはありません。

3期26号5月20日
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