資格手当拡充・看護師夜勤手当の増額を要求
医療の高度化と夜勤負担の増大に応える改定を
コメディカルの資格手当の拡充と、看護師の交替制勤務者等業務手当(夜勤手当)の引上げを、今回の交渉で要求します。
コメディカルは、勤務する病院の特徴により勤務形態が様々です。そのため、都立病院機構全体でコメディカルの労働条件改善を考える時、資格手当の拡充は非常に重要です。
私たちは2 回の対策会議、Web アンケートをもとに、12 の資格からなる要求案を都立病院労組執行部案として明らかにしました。以降、各支部との議論等を経て、第4 回定期大会において12 資格の拡充要求案を決定し10 月28 日からの交渉に入ります。
看護師の交替制勤務者等業務手当は、いわゆる夜勤手当で2 交代で1 回15,000 円が支払われています。この手当の引上げを求めます。どの都立病院でも夜勤者の不足に悩まされています。一方で入院患者の高齢化、救急車を断らない等、夜勤の労働密度は上がり負担感は増すばかりです。夜勤者の確保のためにも夜勤手当の引上げが必要です。
新人看護師の計画外配置の実現を
新人看護師を現場の計画数に入れず、2 年目以上の看護師で計画数(定数)を充足させる。これが新人看護師計画外配置です。実際に新人は職場に配置され業務につくのですが計画外(定数外)という扱いになります。医療安全やリアリティーショック緩和の点から、新人が夜勤に入る時期が遅くなっています。2 人の新人が配属され半年間夜勤に入らないと、10 人のスタッフが月5 回以上の夜勤を行うことになります。
大事な新人をゆっくり確実に育てるためにも、新人の計画外配置は必要なのです。
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