人手不足で医療が提供できない
相次ぐ事故休 綱渡りの運営 増員なしでは「本当にムリです」
感染爆発で、各病院でも深刻な影響を受けています。
A病棟では26人のスタッフのうち5人が陽性、13人が濃厚接触者となりました。
勤務可能なスタッフは8人。やむなく病棟看護師が1人と他病棟からの助勤2人!で夜勤を行いました。
師長を含む5人が事故休となったB病棟。夜勤中にベテランスタッフに陽性者や発熱者が出たことがわかりました。
翌日の日勤は、リーダー以外は若手ばかり。
結局休み中のスタッフを早朝から電話で呼び出して出勤してもらい切り抜けました。こんな事態が多発しています。
休みでも呼び出されたりするかもと思うと、落ち着いて休んでいられない。これが私たちの実感です。
コロナ病床の利用率が54%を超えました。
多摩キャンパスのコロナ専門病床は各病院からの派遣で運営されてきました。
いま現場にはコロナ専門病床に派遣するゆとりはありません。
公務員の厳しい定数管理と違い、柔軟に人材を確保すると独法化したのです。
コロナ専門病床を再開するなら危機的な現場から人をはがすことなく、増員で対応するべきです。
0期5号
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