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0.1月相当を上積み回答 実質年間4.55月で妥結 ーコロナ防疫手当210円 妊娠症状休暇 時間取得可能にー

「上がらない賃金で誰が責任と緊張感のある仕事を続けたいと思うでしょうか。

転職を進めたいとしか思えないです」30日の朝9時に組合に届いた声です。多くの組合員の実感だと思います。

 30日午後に示された最終回答では、ボーナスは0.1月相当を上積みし実質年間4.55月(今年度は成績率が適用されないので、全員が4.55月支給されます)、新型コロナ防疫手当は210円、ベースアップはゼロというものでした。

 非常に不満な内容ですが、昨年同等の支給月数を確保ししたこと、少額とはいえコロナ手当を新設させたことを評価し、夏のボーナスと6月1日からのコロナ手当支給にはぎりぎりの日程であり妥結の判断をしました。

 都と同様に妊娠症状対応休暇を時間単位で取得できるように要求していましたが、7月1日から時間単位で取得できるように改善され、これについても妥結しました。

 最近、仕事も辛いし退職しようかなという声をよく聞きます。しかし退職しても私たちを取り巻く環境は改善しません。

「責任と緊張感のある仕事」に見合う給料、労働条件を実現するには強い組合が必要です。

退職ではなく、仲間を増やし、組合を強くすることだけが労働条件を改善できます。

今後も、ボーナスの成績率、年休取得、足りない人員等については継続協議となっています。

組合員を増やし、強い交渉力を持つ組合をつくりましょう。

1 期26号
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