11/19 団体交渉で決定 冬のボーナス2.225月 12月10日支給
平均1.4%賃上げ(2024年6月~)()
11月19日、都立病院労組は団体交渉終了後に拡大闘争委員会を開催、賃金・冬のボーナス等について妥結することを決定しました(主な妥結内容は下段参照)。
このかん私たちは、都立病院労組として初めてのスト批准投票を行い、闘争に臨んできました。
10月29日を皮切りに4回の団体交渉を設定し、延べ100名を超える組合員と共に、現場の声を要求として法人本部に直接訴えてきました。
19日の団体交渉では、ボーナスの据え置きについて強く抗議、賃上げはすべての職種が対象とされましたが、病院職員については「自分の時給で計算すると19円、端数の9円はどうするのか」と切実な訴えがありました。
また「検討を開始する」と回答があった年休積み立て制度と育児時間の延長について発言が相次ぎました。
「医療従事者は40代50代で、がん・脳血管障害を発症する人が多い。年休積み立て制度を早急に検討してほしい」「今看護部が来年3月に退職する人を確認している。
育児時間の延長が来年4月から実現すればやめなくてすむ人もいる。
新人指導もできるベテランがやめてしまうのはもったいない。」「自分は学童のお迎えを母に頼んでフルに働いているが、誰にも頼めない人も多い。
早急に育児時間の延長を」といった意見に対して、法人当局は「東京都が来年4月から導入する制度(「子育て部分休暇制度」)を見据えて、早急に検討する」と回答しました。
今回改善された点は小さな前進ですが、組合のとりくみがなければ実現しなかったことばかりです。
都立病院労組のWEBアンケートで、一部の病院で2年目の新人が一律に下位評価されるなど成績率の運用の大きな問題が浮かび上がり、今回の「特別評定」制度(夏のボーナスの下位・最下位の再評価)の導入につながりました。
団交での強い働きかけを受けて「早急に検討する」と当局が回答した福利厚生要求についても、一刻も早い制度実現をめざし今後協議していきます。
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