平均1.4%を若年層からベテランまでの賃上げに
職場を支えるベテランの賃上げ 時間給は端数を切り下げ禁!
24年の賃上げは4月の平均0.9%に、24年6月からの平均1.4%を加え平均2.3%になります。
2.3%の賃上げではなく、平均2.3%の賃上げという点に注目してください。
今回は、平均1.4%ですから、1.4%より上がる人もいれば、1.4%以下の人もいるということです。
4月の0.9%の時も、平均0.9%で、若年層には厚く、ベテラン層には薄く配分されました。
今回の1.4%もどのように配分されるのか明らかになっていません。
そこで組合は若年層だけでなくベテラン層の賃金もしっかり上げるように12月3日付で要求書を提出しました。
要求は別表の3点です。
新人獲得のために若年層の賃金をあげたいという考えは一定理解できます。
しかしベテランの賃金も上げていかなければ、熟練した職員を育成していくことはできません。
ベテラン層の賃金を改善して職場での責任に応じた賃金にしていかなければ退職に歯止めがかかりません。
ベテラン職員を層として育成していかなければ、パンデミックや災害時に病院は力を発揮できません。
また時給で働く病院職員にとっては、端数の取扱いは深刻な問題です。
4月に行われた0.9%の時には、わずか10円の賃上げでした。
わずか1.4%ですが機構本部は全ての職員が賃上げを実感できるようにするべきです。
平均1.4%に対する私たちの要求 |
1.全職員の賃金引上げ |
2.若年層からベテラン層までバランスの良い賃上げ |
3.時間給計算は端数を切り下げないこと |
育児時間の延長に対する要望を募集 みんなの声でより良い制度を
今回、育児時間の延長について検討を開始することで合意しました。
背景には、東京都が育児時間を小学3年まで延長することを都労連と合意したことがあります。
都労連と都の合意は小学3年生までですが、私たちの要求は小6までです。
そこで今回は、育児時間取得者・取得希望者の皆さんに、小3まででもなんとかなるのか、やっぱり小6までなのか含めて、制度への要望を募集することにしました。
こんな制度なら使いやすくて、周囲への負担も少ないといった皆さんの意見を労組本部へ送ってください。
3期6号12月3日
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