退職続き深刻化するベテラン看護師不足

希望者対象に10月異動で5病院に半年間の応援派遣を実施
都立病院でも看護師不足が深刻です。
法人本部は、深刻な欠員に対応するために、10月の異動に際して、欠員の深刻な病院に他の都立病院から半年間看護師の「応援派遣」を行うことを明らかにしました。
この「応援派遣」は希望者が対象です。「説得という名の無理強い」を受けた場合は、労組まで相談して下さい。
途中採用ではなく「応援派遣」で欠員を補うという事は、即戦力のベテラン看護師が不足しているということです。
ベテラン看護師の退職が相次いでいること、採用してもベテラン看護師に成長する前に退職してしまうことが、ベテラン不足の原因です。
20人程度の派遣が必要とされている病院では、「この病院では超過勤務という言葉がない」、「異動してから1回も超過勤務申請ができない」という悲鳴のような声が労組に届いていました。
欠員が出てしまう一因には、このような看護師を退職に追い込むような働かせ方があるのです。
「繁忙度の高い病院で看護業務にチャレンジ」することが「職員のモチベーションの向上」(依頼文より引用)につながるなら、繁忙度が高くても欠員は生じなかったでしょう。
「繁忙度の高い病院で」労働時間の管理を怠り、超過勤務申請もさせないで働かせるから退職が相次ぎ欠員が生じてしまったのです。
法人本部と各都立病院看護部は、看護師退職の原因を真摯に検討し、実効ある退職防止策を行うことが求められています。
成績率は組織全体のモチベーションを低下させている?
ボーナス成績率アンケートご協力ありがとうございました。
結果は次号(8月19日発行)から順次お知らせしていきます。
今年は成績率が導入されて2年目なので、当然ですが昨年より上がった人、下がった人がでてきます。
今回は、上がった人も下がった人も同じく25%でした。
評価が上がった人の59%がモチベーションアップになりましたが、評価の下がった人は75%がモチベーションが低下しました。
同じ25%の59%と75%ですから、組織全体では、モチベーションが下がってしまっている可能性があります。
3期37号
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