【号外】資格手当拡充・看護師夜勤手当の増額を

11月4日(火)、手当制度の改善を要求し第2回団体交渉を行いました。各支部から32人の組合員が参加しました。参加した組合員の発言を紹介します。(文責編集部)
「リンパ浮腫療法士を加えてほしい。リンパ浮腫に悩む人が増えているが、相談先もなくリンパ浮腫難民となっている。診療報酬も取れるがん治療を支える資格」(作業療法士)
「病態栄養専門管理栄養士は、臨機応変に患者に合った食事療法を実践することができる。大卒後2年で受験資格があるので、若手栄養士の背中を押すことにもなる」(管理栄養士)
「給食用特殊調理師免許を、若手調理師を育てていくためにも資格手当に加えてほしい」(調理師)
「術後疼痛管理の対象を拡大していく計画があるが、より多くの有資格者が必要。術後疼痛管理は、痛みに寄り添い、術後患者のQOLの向上、ADL向上による早期退院にもつながる」(薬剤師)
看護師の夜勤手当の増額、手術室手当の新設でも発言がありました。
「夜勤ができる看護師が足りない。新人が夜勤に入ることができるまで、夜勤回数が5~7回になる。新人の夜勤開始は早くて8月。本当は夜勤回数を減らしてほしいが、それができないなら手当を上げてほしい」、「手術室は経験と技術が求められる。周産期の専門である大塚では、グレードA といって、15分以内に帝王切開で取り上げなければならない時がある。グレードAに対応できないと深夜勤に入れない。ベテランを育てるには時間がかかる」、「他の病院では手術室手当が導入されている。不公平感がありモチベーションが上がらず離職につながる。手術室は危険物を取り扱う頻度が高く、長時間の手術になれば水も飲めない、トイレにも行けない。造影を行う手術ではプロテクターを付けるので腰痛になる」
法人本部は、資格手当について「(組合と)同じ方向で議論できると感じた」、手術室手当については、「手術室の緊迫感が適切に評価されているか検討が必要」と述べるにとどまりました。


団体交渉は組合員であれば参加できます。組合事務所まで連絡を。参加できない方も右下の悩み相談のQR コードからメッセージを、交渉で現場の声として紹介します。
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