患者負担増によらない大幅賃上げが必要
26年6月に予定されている診療報酬改定には、26年、27年と2年連続での賃上げが盛り込まれています。賃上げはうれしいですが、予定されている賃上げ幅は約3%です。低すぎです!
この間の物価上昇分を考えれば10%程度の賃上げが必要です。賃上げを実施するためには、病院の収益を上げるために診療報酬を上げる必要があります。そうなれば患者の窓口負担もあがります。
26年度、国は高額療養費制度の限度額引き上げ、OTC類似薬の薬剤費追加負担など患者負担を引き上げる制度改悪を盛り込んでいます。他産業の労働者の賃上げ率は医療労働者より高いのですが、それでも実質賃金は物価上昇に追いつかず4年連続のマイナスです。
実質賃金がマイナスの状況で、現在のように患者負担の引き上げにより医療労働者の賃上げ分を確保しようとすると、引上げ幅には限界があります。また医療労働者の賃上げ率は、常に他産業の賃上げ率より低くしかなりません。
電子機器に不可欠な半導体。国は半導体産業を支援するために、私企業であるラピダスに25年度だけで8,025億円の税金を投入しています。同社への累積支援額は1兆8,000億円にもなります。
暮らしに不可欠な医療。国は半導体産業を支援する以上の熱意で医療を支援するべきです。医療は多くの人が働く、すそ野の広い産業です。医療に投入された税金は、ラピダスの数倍、地域経済を豊かにし、人々を健康にすることができます。
(図は井上伸氏作成(KOKKO編集部)を編集部が一部改変)

アメリカとイスラエルが、国際法を無視した違法な攻撃を行いました。授業中の女子小学校が爆撃され165人が殺害されました。学校で授業を受けていただけの子どもたちが、なぜ殺されなければならなかったのでしょうか。
さらにテヘランのガンディ病院、赤新月社本部にも爆撃を行っています。意図的に、子ども、医療従事者、病院を標的にしています。これらは明確な戦争犯罪、人道に対する罪です。即時の停戦を!
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