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都立病院労組ニュース

Q4.正当なストライキとは何ですか?

誠実な交渉で要求が実現できない時に行うもの


23年を超える水準のボーナス支給、中堅・ベテラン、再任用、病院職員も含めた全職員の賃上げ。

これが私たちの要求です。

物価が高騰するなか控えめな要求です。

しかし協議を重ねてもこの要求が実現しないとすれば、私たちにはストライキという方法があります。

ストライキは、憲法に守られた正当な権利ですから、都立病院でもストライキを行うことは可能です。

赤字だから賃上げはムリという態度では、将来を担う職員を育てることはできません。

また、ストライキを行えば患者さんにご不便をおかけすることになりますが、正当なストライキの結果生じたことの責任は機構本部にあります(労働組合法8条)。

では正当なストライキとは何でしょうか?

Q4.正当なストライキとは

A.労働組合が「労働者の経済的地位の維持向上」のために、誠実な団体交渉を行っても要求が実現されない時に行うものが正当なストライキです。

ただしストライキを行うためには、事前に組合員の直接無記名投票により過半数がストライキに賛成であることを確認しておく必要があります。

これをストライキ批准投票によるストライキ権の確立と言います。

ストライキ権が確立されれば、組合はストライキ権を背景に団体交渉を行います。

団体交渉をつくしても要求が実現できないと執行委員会が判断した時にストライキを実施することになります。(ストライキ権の確立=即実施ではありません)

今職場では、ストライキ批准投票が取り組まれています。

主食のコメの値段が1.5倍ほども値上がりしています。

全職員の賃上げとボーナス増がなければ賃下げで生活水準が下がるばかりです。

高率な賛成でストライキ権を確立し秋冬の賃上げ・ボーナス交渉に臨みましょう。

イスラエルを止めるためにできること

10月7日でイスラエルがガザでの民族浄化(ジェノサイド)を始めて1年です。

イスラエルの暴力はとどまることなく被害は拡大するばかりです。

イスラエルを止めるために日本でもできることはたくさんあります。

それがイスラエル製品のボイコットです。

イスラエルはパレスチナから取り上げた土地で柑橘を生産し果汁を輸出しています。

日本に輸入されるレモン果汁の国別順位でイスラエルは第2位です。

例えばキリンの本搾りシリーズは、そのほとんどでイスラエル産レモン果汁を使用しています。

期間限定で発売された愛媛産甘夏をうたったものにもイスラエル産レモン果汁が入っています。

仕事の疲れを癒す1杯は、まず原産国の確認を。

2期46号
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