荏原病院支部がパート看護師の時給引き上げを求めて交渉 ー安い時給で人は集まらない 相場は2,000円、法人は1,800円ー
近隣クリニックでは看護師は時給2,000円以上が相場なのに法人外来では1,800円。
退職に歯止めがかからず、働く人は集まらないと荏原支部が荏原病院に対し時給の引上げを求め交渉を行いました。
荏原病院は深刻な看護師不足に直面しています。とりわけ外来部門の人手不足は深刻です。
これ以上人が減っては、医療安全を守れないというような深刻な状況です。加えて安い時給のために7月で複数名のパート職員が退職予定です。
人手不足から過酷な勤務になり、それが退職につながる悪循環から抜け出すためには、時給の引上げが必要です。
しかし荏原病院は、独自で時給を引き上げることはできないと回答しました。
荏原病院だけでなく、都立病院では多くのパート職員が職場を支えています。
しかし時給が相場に比べて低いため人が集まらないという問題があります。独法化すれば柔軟に人を配置できると宣伝されていました。
しかし独法化から1年。病院は自分たちに権限はないと言い、法人本部は各病院の院長の判断でと、責任を押し付け合っています。
パート職員がいなければ病院は立ち行きません。時給引き上げが早急に必要です。
1 期28号
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