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都立病院労組ニュース

私たちのボーナスはどうなる?

「成果主義」は医療になじまない


“成果に応じた報酬“制度のことを「成果主義賃金」といい、私たちのボーナスの「成績率」も、そのひとつです。

多くの企業で導入されていますが、ほとんどが失敗に終わっています。週刊ダイヤモンドオンラインから事例を紹介します。
<以下引用>

▼富士通 1993年に、社員のモチベーションを引き出し、競争力を高めることを目的に、年功序列を全廃し、成果主義を導入。ところが、失敗することがマイナス評価につながるため、社員のチャレンジ精神が失われ、ヒットする新商品が生まれなくなる。また、顧客のアフターサービスなど、数字にあらわれない業務をおろそかにする慣習が社内に浸透し、クレームが後を絶たず、顧客が離れていくことになった。結果的に大きく業績を落としてしまい、成果主義を撤廃した。

▼日本マクドナルド 社員同士の競争意識を高め、若手社員の実力を伸ばすことを目的として、2006年に成果主義を導入し、定年制を廃止した。しかし、多くのベテラン社員が自分の成果だけを追及し、若手社員の育成を放棄するようになったため、思惑とは裏腹に人材がまったく育たなくなってしまった。わずか6年後の2012年に定年制を復活させた。
この他にも、資生堂、三井物産、小林製薬など、名だたる大企業が、2000年~2010年の間に成果主義に見切りをつけ、これまでの評価制度に戻しています<2023年9月6日付より、引用終わり>

チームが機能することで、精度の高い医療を目指す医療現場では、成果主義的なボーナス制度はそぐわないといえます。

「成績率」の導入は、やめるべきです。

女性部から 味噌づくりのお誘い


日時:2月10日(土)10時~15時頃を予定
費用:みそ材料費(800円前後/kg)希望キロ数+1㎏または2㎏の計算になります
集合場所:新京成電鉄 北習志野駅改札
申し込み締め切り:1月22日(月)
詳しくは病院労組書記局 森永まで 電話 03-6240-0584
(味噌のみ注文することもできます)
2期10号

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