組合員ミーティング 賃上げ交渉の第2ラウンドへ
ベテラン職員の賃上げ ボーナス支給月数増を実現しよう
賃上げと人員の充足で「夢のない職場」を変えていこう
「人が足りていないことが原因で、本来取れるはずの加算も取れていない。それなのにまず言われるのが、超過勤務を減らせ。モチベーションが下がって、夢のない職場になっている。人を確保するのが先」
3月5日の組合員ミーティングの冒頭の発言です。
今の都立病院の職場の雰囲気を的確に表していると感じた方も多いのではないでしょうか。
深刻な人員不足を解決するためには労働条件の改善が不可欠です。
24年6月に行われる診療報酬改定では、医療労働者の賃上げの原資として0.88%診療報酬が引き上げられます。
国立病院の労働組合(全医労)は、ストライキをかまえ平均2.9%の賃上げを実現させました。
私たちも4月の平均0.9%に加え賃上げ、とりわけ中堅層の賃上げを実現させましょう。
ボーナス制度では、6月ボーナス支給後に、新たな制度が職員のモチベーションを高めたのか、チーム力を向上させたのかという観点から前回調査を上回る規模でアンケートを行うことが提案されました。
また病院職員の経過措置が24年度で終了することに関連して、「多くの人が退職を考えている。
退職を防ぐためにも早めの交渉を」と意見が出されました。
看護師はつらいよ 看護師がサバイバルするための方法を考える
23年度末で退職を考えている、または既に退職を決めている人を対象にしたアンケート調査「看護師はつらいよ」に、46人の方から回答がありました。
長らく看護師の退職理由は結婚、出産、育児と言われてきました。
しかし今回複数回答可で訊いたところ、結婚、子育て、育児は0件でした。
トップ3は、給与が安い27件、ただ働きがある26件、ハラスメントがある17件でした。
結婚、子育て、育児はあくまでも看護部に告げた理由でしかなかったのです。
この結果は、ただ働きをなくすだけで離職を防ぐことができる可能性があるということです。
都立病院の看護部は、今すぐただ働きをなくす取り組みを真剣に始めなければなりません。
2期17号
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