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都立病院労組ニュース

白菜3倍キャベツ2倍 暮らし直撃物価高

物価高を超える賃上げを 病院が赤字だからこそ賃上げを求める


6121?! 1月から4月までに値上げされる食品の数です。なかでも主食のコメ類は70.9%の値上がりです。このような食品の高騰を受けて生鮮食品を除いた1月消費者物価は3.2%の上昇になりました。
生鮮食品の値上がりは21.9%ですから、物価高の実感は3.2%どころではないと思います。キャベツは2.9倍、白菜は2.1倍です。
物価が高騰していますから、物価を超えて給料が上がっていかないと私たちの暮らしは厳しくなる一方です。
都立病院だけでなく、日本中の病院が赤字に苦しんでいます。医療は診療報酬で公定価格が決められており、物価上昇分を価格転嫁できません。赤字の原因は物価が高騰しているのに社会保障費を抑制する低医療費政策が続いていることにあります。24年の診療報酬改定では、物価が約3%上昇したにも関わらず診療報酬は0.88%の改定でしかありませんでした。赤字になって当たり前です。
私たちが賃上げを要求し、医療労働者の賃金が上がらない、病院が赤字になる仕組みを訴えていかなければ、多くの人は病院の赤字問題を知らないままです。ですから病院が赤字でも、いや赤字だからこそ、私たちは賃上げを要求する必要があるのです。
国立病院や民間病院の組合が春闘に取り組んでいます。2月28日には国立病院の組合(全医労)がストライキを予定し、世論喚起のXデモを呼びかけています。28日(金)①12~13時、②18~19時、③21~22時が集中タイムです。#国立病院ストライキ、#私たちストライキします、#実は低すぎ看護師賃金のタグをつけてポストしましょう。
医療労働者の賃上げを実現するには、世論に訴え低医療費政策を転換させることが必要です。

資格手当 加算に必要な資格の更新なのに時間も費用も自己負担

「加算に係る資格なのに、更新時の研修費用が自己負担。周術期管理は3年ごとに研修費用3万3千円、更新費用1万5千円かかってしまう。研修と費用のダブル負担は厳しい」という意見が寄せられました。様々な職員が専門資格を取得して病院の加算取得に寄与しています。加算に係る資格取得は、職員の向上心に頼るのではなく、資格の維持に対する時間と費用を援助して、計画的に人を育てていく必要があります。

職種 資格 理由
薬剤師

 

周術期管理チーム、術後疼痛管理 周術期管理加算、術後疼痛管理加算に必要な資格。資格を更新する経済的負担が大きい。
3期16号2月25日
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