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都立病院労組ニュース

ボーナス・賃上げ・人員不足解消を求める署名運動

税金の使い道が変だぞ小池都政 赤字だから賃上げ無理は無責任


都庁で行われているゴジラのプロジェクションマッピングが話題になっています。

24年度だけで9億5千万の税金が使われます。

関連予算も含めると23、24年度で48億5千万がプロジェクションマッピング関連事業に使われます。

一方ゴジラが映し出される数時間前、都庁前ではボランティア団体が生活困窮者755人に食料品を配布していました。

生活に困窮する都民が急増している時、都がやるべきことはゴジラ上映会ではありません。

税金の使い方が間違っています。

組合の6%の賃上げ要求に対して「23年度赤字なのに」と反論があります。

独法化された都立病院の使命は「東京都の医療政策として求められる行政的医療の安定的かつ継続的な提供 」です。

その使命を果たして赤字になったのであれば、それは都が責任をもって補填するべきものです。「経営感覚をもってください」などと現場に赤字の責任を押し付けるような発言は許されません。

現在都立病院全体で629床が閉鎖されたままです。

施設を有効活用できていないのです。原因は職員不足です。

いくら採用を増やしても退職が止まらなければ職員不足は解決しません。

賃上げと長期勤続すれば昇給する制度が必要です。

都立病院は都の医療政策を担っているのですから、都は私たちの労働条件に責任があるのです。

赤字だから賃上げ無理、人がいないから病床も開けられないというのでは無責任の極みです。

小池都知事はゴジラ上映会ではなく、都立病院にしっかり税金を補填して医療に責任をもつべきです。

過重労働させられている豊島病院の職員の皆さんへ


ハラスメントや残業代不払いなど労働問題の相談を受け付けている公的センターから都立病院労組へ問い合わせがありました。

豊島病院で働く職員の家族から「過重労働で家族が潰れてしまいそうだ」とセンターに相談の電話があった、病院内に都立病院労組の組合事務所はありますかという内容でした。

匿名での相談だったので職種や過重労働の内容などは私たちもわかりませんが、家族の方は過労死や過労自殺を心配されているのだと思います。

豊島病院で過重労働させられている皆さん。

過重労働の原因はあなたの能力不足などではありません。

人員不足など労務管理の問題です。

職場で過重労働で元気のない人がいたら、声をかけて一緒に組合に相談してください。

2期25号
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