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「年休を使えるだけの人員をそろえてください」「人がいなくて休めない」(墨東 取得3日 13,000円)

今週も年休買い取りアンケート自由記載欄に寄せられた意見を紹介します。

「夜勤従事者には特に健康維持のために年休をとらせるようにすべき。ムチばかりでアメがない。夜勤回数も減らないままで、管理者の能力も疑問に思えてくる(年休は)労働者の権利。きちんと取らせろ」(墨東 取得日数不明 希望額18,000円)

年休は、勤務から解放されて心身の疲労を回復させリフレッシュさせるためのものです。

とりわけ夜勤従事者の場合は、夜勤のため疲労が蓄積します。

EUでは、夜勤従事者の週労働時間は常日勤者の週労働時間よりも短く規制されています。

日本では残念ながらそのような規制がありません。

ですから、この意見のように「健康維持のために年休を」計画的に取得することが必要になります。

それを阻むのは、人員不足です。「人がいなくて休めない」(墨東 3日 13,000円)

コロナと人員不足のダブルパンチに見舞われ10月18日の時点で夏休が残っているという深刻な回答も。

「病棟全体で年休が取れていない。夏休すらまだ2日残っている。事故休も多かったし取れないのは仕方ないにしても、このまま捨てるのはおかしいと思う」(駒込 5日 10,000円)

8波が懸念されています。

疲労を蓄積しながら何度も感染拡大の波に立ち向かうのは限界です。

法人本部は、現場で働く職員に報いる決断をすべきです。

0期15号
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