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ミニニュース

イギリス・アメリカでの看護師ストライキ

イギリス・アメリカでの看護師ストライキ

 世界的な物価高が続いています。

実質賃金の目減りに対して多くの国で労働組合が賃上げを求めてストライキを行っています。

 イギリスでは19%の賃上げを求めて昨年末から看護師がストライキを行っています。

看護師のストライキを呼びかけているのは王立看護協会です。

イギリス看護協会は労働組合としての機能も果たしているのです。

なぜなら看護の質を向上させるためには、看護師の労働条件を改善し働き続けることができる労働条件が不可欠だからです。

 アメリカ・ニューヨーク州でも7,000人の看護師が1月9日から3日間続けてストライキを実施しました。

その結果、3年間で19%の賃上げと看護師1人当たりの患者数の上限が決められました。

 イギリス、アメリカのストライキに共通しているのは、ストライキで不利益を被るはずの市民がストライキを支持していることです。

アメリカの妥結では、看護師1人当たりの患者数の上限が決められたことに象徴されるように、看護師の労働条件の向上が病院を利用する市民の利益にもなることを、組合が丁寧に説明し市民からの支持を獲得したのです。

 私たちも、私たちの労働条件の向上が、患者の安全を守り医療サービスの向上につながることを確信にして労働条件改善の声を上げましょう。

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