ベテラン・中堅のプライドを傷つける加算なし
納得できずモチベーションは低下
今回実施したボーナス成績率アンケートは470人の方から回答が寄せられました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
今回からアンケート結果を紹介していきます。
第1回目は「加算なし」についてです。今回、「加算なし」と回答したのは155人(33.0%)でした。
アンケートで明らかになったのは「加算なし」と評価された51%が「全く納得できない」、25%が「どちらかと言えば納得できない」と、76%の人が評価に納得していないことです。
「加算なし」に納得できない人の割合は経験年数に応じて増えていきます。
20代は「全く納得できない」が16%、「どちらかと言えば納得できない」が13%に対し、50代以上ではそれぞれ74%、15%になり、合わせて89%が納得できないと回答しています。
経験を積んで仕事に自信を持っているベテラン職員ほど「加算なし」の評価に納得していません。
当然モチベーションにも大きな負の影響を与えています。
20代ではモチベーションが「大いにマイナス」、「マイナス」を合わせて39%がマイナスになったと回答していますが、50代以上ではそれぞれ80%、11%と、91%がマイナスと回答しています。
「加算なし」は都立病院を支えるベテラン職員のプライドとモチベーションに深刻なマイナスのインパクトをもたらしています。
赤字で残業代未払い 開き直る大崎市民病院
信じられないニュースです。
宮城県大崎市の大崎市民病院が、医師・看護師等の残業代約10億円が未払いだと労基署から勧告を受けました。
病院は約2億円は支払いましたが、残りは赤字経営で支払うのが難しいと言っています。
多くの公立病院が赤字運営です。
その原因は低すぎる診療報酬や設立自治体の補助金不足です。
大崎市は市民病院が残業代を支払えるように病院に財政援助をするべきです。
赤字だから残業代が払えない、などということがまかり通ってしまえば、日本は法治国家ではなくなります。
#大崎市民病院は残業代を全額支払え #赤字は理由にならない
2期39号
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