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都立病院労組ニュース

平均1.4%改定された新給料表について合意

差額分の清算は25年2月14日(都移行職員は12月下旬)

都立病院機構の24年度の賃上げは、4月から0.9%、6月から1.4%で平均2.3%で妥結しました。

この平均1.4%について、①全職員の賃金を引き上げること、②若年層からベテラン層までバランスの良い賃上げ、③時間給計算は端数を切り下げないこと、以上3点の要求書を12月3日に提出しました。

10日、要求書への回答と、平均1.4%の改定が行われた給料表の提案がありました。

提案を受けて17日拡大闘争委員会を開催し、提案された賃金改定を受け入れることを決めました。

1月分から賃上げされた給料となります。

6月からの差額分は25年2月14日に支給されます。

都からの移行職員の場合は、都労連と都の妥結内容が適用された賃上げになり、差額の清算は12月下旬になります。

初任層への賃上げの重点配分は、新人獲得という点では必要です。

しかしベテラン層への賃上げも行っていかなければ、働き続けても責任は重くなるが給料が上がらず、職責と給料のミスマッチとなり退職の原因になってしまいます。

そうなると、退職で空いた穴を新人で埋めるしかなくなるという悪循環に陥ります。

この悪循環から抜け出すためには、ベテランの働き甲斐を支える賃上げが不可欠です。

ベテランにもしっかり賃上げのある給料表は待っていても実現しません。

組合に加入して運動を強くすることが実現への第一歩です。

要求

 

結果と課題

 

1.全職員の賃上げ

 

ベースアップ評価料の対象外職種を含む全職員を対象とした賃上げを行う。

 

2.若年からベテランまでバランスの良い賃上げ

 

看護・コメディカルは初任層を中心に7,700円の賃上げ。ベテランほど賃上げの額は減少。(最少額500円)

長年働くと賃上げ幅が小さくなり、増加する仕事上の責任とのミスマッチ、働き続けるモチベーションが保てなくなる。

 

3.時間給計算は差額を切り下げないこと

 

23年度に比べて2.3%の賃上げになるように調整を行う。

人員不足で取れない年休 欠員解消が急務

年休積み立て制度に対しての意見を募集中ですが、寄せられた意見の中には少なくない数の「年休を買い取って欲しい」という意見がありました。

また年休取得について、「月に取れる年休に制限はありますか」等の質問も来ています。法律上、年休は労働者が希望した日に与えなければいけません。

しかし人員不足により、希望した日に休みが取れないという問題が起きています。

充実した仕事は、充実した休日があってこそ。

法人本部は、年休取得を妨げる人員不足の解消を。

1人の欠員は、月20日分の年休取得の権利を妨げます。

ご意見大募集

育児時間の延長と年休積み立て制度に対する意見を部集中です。

より良い制度にするために、皆さんの意見を聞かせてください。

育児時間はコチラから
▲育児時間▲
年休積み立てははコチラから
▲年休積み立て▲
3期8号12月17日

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