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都立病院労組ニュース

2年目だから インシデント出したからと低評価

心理的安全性を低下させるボーナス成績率


「基礎生であり経験を積んだ先輩と比べたら評価はどうしても下がるため人事評価は低くなると言われた」(下位)「2年目で実績がないからという理由で一律に最下位に査定されると説明を受けた」(最下位)

2年目の職員を「実績がない」という理由で下位・最下位に評価するという運用が広く行われているようです。

2年目という本人の努力ではどうしようもないことを理由にマイナス評価をつけボーナスを減額する。

このような運用がまかり通れば、制度への不信感が高まり、モチベーションを低下させるだけです。

現に下位・最下位評価を受けた2年目は、評価について「全く納得できない」、モチベーションが「大きく低下した」と回答しています。

今年3月に「都立病院人材育成ビジョン~自ら育つ、みんなで育てる~」が策定されましたが、法人が行っているのは「みんなで育てる」と真逆です。

基礎生以外にも下位・最下位評価を受けたとの回答があります。

ある回答では最下位の理由について「インシデントを起こしたから」と説明を受けたというものがありました。

このような運用についても疑問があります。

インシデントレポートは当事者を罰するものではありません。

インシデントを理由に最下位評価になるようでは、心理的安全性が損なわれインシデントが正確に報告されなくなり、重大事故につながるでしょう。

成績率の実態を明らかにするためにも、アンケートへのご協力をお願いします。
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2期36号

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