ブラックボックスでの評価は不平等の押し付け ー成績率について解明要求を提出ー
労組は15日に、8日に提出した冬のボーナスに対する要求書に続いて、ボーナスの成績率に関する解明要求書を提出しました。
要求は、
1.評価は何段階に分類されており、それぞれの割合はどのようになっているのか。
2.組合員が自分の評価を知ることはできるのか、の2点です。
成績率で低く評価されるとボーナスは減額されてしまいます。
しかし現状では、自分の受け取ったボーナスの評価がどのようになされたのかはブラックボックスです。
成績率の導入に際しては、「頑張った職員を適切に評価する」などと言われています。
しかし「適切に評価」というのは非常に難しいものなのです。
冬のボーナスへの成績率の導入が適切な評価であるというならば、それを保障するために、誰もが納得できる評価方法、決定のプロセスが公開されている必要があります。
ここがブラックボックスのままでは、成績率の導入は、単なる職場支配の道具になりかねませんし、職員のメンタルヘルスを悪化させるだけになってしまいます。
納得できないボーナスの減額は、単なる不平等の押し付けです。
「不平等が健康を損なう」のです。
1 期3号
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