ボーナス差額なくすべきが多数意見(43.8%)
法人本部は労組の調査結果を受けとめ制度改善を
「差額はなくすべき」210人(43.8%)、「差額は小さくすべき」97人(20.3%)。
これに対して「差額は大きくすべき」は61人(12.7%)でした。
差額はなくすべきが多数意見でした。
加算が付かなかった人がなくすべきと回答しているのでしょうか?そうではありません。
加算が付いた人だけで見ても、「なくすべき」が35.8%で最も多く。
次いで「現状のまま」29.5%、「小さくすべき」17.5%、「大きくすべき」17.2%となり、やはり「差額はなくすべき」が多数意見なのです。
自由意見で一番多いのが「基準がわからない」というものです。
「どういった評価基準で査定され、自身や他者評価の数値化もなくフィードバックもなければ、誰も納得できないと思う。」
では今後評価基準が明確になれば良いのでしょうか。
おそらく評価基準が明確になったとしても、その評価基準に対する疑問が噴出して理解は得られないでしょう。
そもそも「組織として業務を行っているため、成績率導入は現状にそぐわない」、「チームでしている仕事なので、個人のみの成果とは言い切れないことが多い」のです。
だから「成績率は職場の分断をもたらしかねない」ので、差額はなくすべきだと考えている人が多いのです。
法人本部は、この調査結果を重く受け止め制度を改善するべきです。
最後に、都立病院機構が23年度決算で183億円の赤字になったと報道されていますが、ほんま、それな、という意見を自由意見欄から。
「こんなに病院の経営が悪いのは管理者の手腕が悪いのだから、それこそ(ボーナスを)減算して欲しいものです。これは明らかに数値にでているので。」
ストライキ学習会第2弾 岩手医大教職組との活動交流会
9月17日(火)18:30より、24年春闘で10年ぶりのストライキを行った岩手医大教職組とのオンラインでの活動交流会をZOOMで行います。
岩手医大教職組からは、執行委員長の柴田さん(看護師)と副執行委員長の菖蒲沢さんが参加されます。
ストライキを決断した時の議論、実際のストライキではどのような準備・行動に取り組んだのか等、ストライキに取り組んだ組合だからこそできるリアルなお話をしていただく予定です。
組合員であればどなたでも参加可能です。
参加を希望される方は所属支部、または労組本部にご連絡ください。
ID、PWは9月3日と同じです。
正当なストライキは「業務命令違反」の責任を問うことはできないこと、そして具体的手順について等など。
勤務などで参加できなかった方はアーカイブでご覧になれます。
各支部か労組本部までご連絡ください。
2期42号
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