10.29団体交渉

18時半より都庁会議室にて、冬のボーナス引上げ等、諸要求の実現を法人本部に迫る、第１回目の団体交渉を行いました。

雨降る中、忙しい勤務を何とか終わらせて、現場の声を届けるために各職場から２０名以上の組合員が参加しました。

「医療の最前線でがんばる職員に報いるためには、賃上げしかない！」「病院職員の賃金・ボーナスの引上げを！」という私たちの訴えに対して、法人本部からは、都の引上げ勧告や世の中全体の賃上げの流れ、また他の医療機関の状況等をみながら、総合的に判断していきたいとの見解が示されました。

183億円の赤字と言われていますが、内訳をみると人件費は減っており、逆に医業収益は上がっています。

都に補助金を求めるには職場の頑張りが必要と法人本部は主張していましたが、すでに現場はめいっぱい頑張っています。

この頑張りに応える回答を、と最後に強く訴えて第1回の交渉を終わりました。

これが私たちの要求　みんなの力で実現しよう

１．賃金・労働条件
ベースアップ評価料などを活用した中堅・ベテラン、再任用、病院職員も含めた全職員の本給による賃上げ／冬のボーナス2.425月以上の支給／病院職員の経過措置の恒常化、時間給増とボーナス制度改善
法人職員の給与表の改善／ボーナス成績率制度の運用改善　一律運用の原因究明と改善策／定年延長職員の給与水準の改善／資格手当対象資格の拡大と手当の増額
２．福利厚生
育児時間の中学就学時季までの取得期間延長／タクシー代全額支給／年休積み立て制度の実現／感染症対策休暇の新設／緊急登院時の超過勤務対応の運用改善
３．人材育成
新人看護師計画外配置

日時 交渉内容
11月5日（火） 福利厚生（育児時間延長・タクシー代全額支給・年休積み立て）人材育成（新人看護師計画外配置）
11月12日（火） 全職員の賃上げ・冬のボーナス増
11月19日（火） 最終回答指定日
3期号外1号