8/22 成果主義賃金学習会を開催しました
民間病院の実態に詳しい東京医労連の青山さんを講師に、「成果主義賃金の矛盾と問題点・労働組合の闘い」と題して、WEB学習会を行いました。
講師からは、
・成果主義賃金の導入にあたってはコンサルタントが入ることが多く、人件費の削減効果が大きいということを売りにしている。
・そもそも医療では厳格な成果を定めることは難しく、仕事の内容を数値におきかえることは困難。
といった問題点が民間病院等の事例とともに紹介されました。
「公正・公平な評価をする」「頑張った人を評価する制度」等耳ざわりのいいことを言われても、人件費の削減が大きなメリットとされる成果主義賃金には大きな問題があります。
この秋から、来年度以降に向けて、ボーナスの成績率制度について、法人当局との交渉が始まります。
都立病院労組は、成績率アンケートの結果にふまえ、現場の意見を取り入れた制度をつくっていくよう、法人本部に働きかけていきます。
1 期38号
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