ボーナスUP、賃上げ、人員増…法人本部に要求書を提出 ー みんなで声をあげて安心して働ける職場を ー
労組本部は4月11日、賃上げや人員増、福利厚生の充実を求めて法人本部に5通24項目の要求書を提出しました(詳細、全文はHP掲載)。
要求書には各病院から寄せられた意見、要望を反映させています。
今年1月の物価上昇率は4.2%と私たちの生活は大変厳しい状況です。
春闘において労使で賃上げを合意した民間企業もあるなかで、コロナ禍のもと必死に都民医療を支えてきた職員に対し、月例給のベースアップをおこない、昨年を上回る賞与を支給することは、法人本部の責任です。
また各病院では人員不足が常態化しています。
看護師の3人夜勤の場合、夜勤ができる人員が23人いないと月4回までの制限は守れませんが、23人を下回る病棟がほとんどです(二交代の場合)。
薬剤師などコメディカルの人員配置も、大学病院等と比べて低く抑えられています。
また年休取得が5日以下の職員も存在し、人員不足が原因となる深刻な長時間労働の実態があります。
そもそも法人自身が独法化のメリットとして、定数管理に縛られることなく「柔軟な人員確保ができる」ことを謳ってきました。
法人は今こそ、私たちの提出した要求を受け入れ、柔軟な人員配置をおこない、労働条件を改善すべきです。
1 期21号
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